念力節(がんりきぶし)に合わせ、舞う人形芝居
起源は江戸時代の末期と言われています。三味線、太鼓、胡弓、唄い手の4人で演奏される「念力節」に合わせ、3人遣いの人形を明るく生き生きと操るのが特長です。所有する人形は約20体。芝居は「三吉デコ」という美しいお姫様の舞で始まります。大黒舞や江戸時代に鳥取で起きた事件を題材とする時代劇「平井権八」が代表的な演目です。施設・公演情報
江戸時代、鳥取城修築の際唄われた石切唄「念力節」にあわせて三吉デコを操ったことに始まる円通寺人形芝居。約60年前には保存会が結成され、伝承館はその伝承活動・上演の拠点です。上演演目は「三吉デコ」「大黒舞」など。また、地元小学校に円通寺デコクラブをつくり、指導にあたっています。