人形操りの源流“えびすかき”再興
西宮神社の御神札を配りながら、えびす信仰を全国に広めた“えびすかき”。首から下げた箱からえびすの人形を取り出し、大きな鯛を釣り上げ、「めでたい、めでたい」と予祝し門付けました。明治時代に一旦は途絶えてしまいますが、平成18年(2006年)、まちおこしのシンボルとして人形芝居えびす座を結成し、地域文化遺産としてえびすかきの復興に取り組んでいます。施設・公演情報
全国にえびす信仰を広めた一人操り「えびすかき」。人形浄瑠璃の源流として、地域の商店街がその再興に取り組んでいます。戎座人形芝居館は現在閉館中ですが、西宮神社では継続して毎月10日に「えびすかき」を上演し、また希望に応じて祝い事や地域の交流事業などでも上演しています。商売繁盛の福の神「えべっさん」の総本社・西宮神社にて、えびす信仰に触れてみてください。